【更新中】キミの声、聞かせて

「そうですね。でも、この子にだけはこの場所を教えたかったんです」


勝真や冬華にも教えてない場所


樹里には教えたかった


「この子、誰?」


「俺の彼女の樹里です。可愛いでしょ?」


人に紹介するって恥ずかしいな


樹里は小さくお辞儀をしていた


「確かに可愛いな。この喫茶店を経営してる須崎晴人です。宜しくな」


須崎晴人(スザキハルヒト)さん


この喫茶店を経営してる人


俺にとって兄貴みたいな存在


「樹里、訳あって声が出ないので大目に見てあげて下さい」


「そっか。でも、俺の言ってることは分かるんだよな?」


樹里は小さく頷いた


「樹里、なに食べたい?」


メニュー表を見ながら首を傾げる樹里が可愛らしい