【更新中】キミの声、聞かせて

《大翔、好き。文字にしなきゃ言えない。声に出せなくてごめんね?》


「俺も樹里が好きだよ。こんな俺だけど付き合ってくれますか?」


樹里は笑顔で頷いてくれた


「やっと俺のものだ」


樹里のことは大切にしたい


《大翔は後悔しない?あたしで良いの?》


「樹里だから好きなの。声が出たらたくさん言葉にしてもらうから。ゆっくり頑張ろうな」


焦らなくて良い。


時間はたっぷりあるんだから


樹里を寝かせたまま俺は起き上がる


「樹里は寝てろ」


起き上がろうとしていた樹里を止めた


「顔色も良くないしキツかったら寝てて良い。俺は此処に居るから」


樹里は申し訳なさそうに頷くと素直に寝転がっていた


あんまり調子良くないんだな