【更新中】キミの声、聞かせて

「ノートに書いて告白するなんて樹里しかいねーよな」


俺は樹里の頭を撫でながら話す


「でも、そんな樹里も好きだよ。この気持ちは変わってない」


樹里だから好きなんだ


樹里の笑顔は可愛い、接してみると楽しくて…


今まで接した女の中で1番安心出来た


「覚悟は出来てる。俺は樹里の傍に居てサポートしたい」


話せない樹里にしてあげられること、あるはずだから


樹里はゆっくりと顔を上げた


目を見て話そう


「話せなくて失った物もたくさんあると思う。だけど、それ以上に得た物も大きい。違うか?」


樹里は何かを言いたそう


《大翔の言うように失った物も大きいよ?だけど、得た物も大きい》


やっぱりそうなんだな