「可愛かったよ。樹音ちゃん。」
「お前、“亮くん”って言われて喜んでたしな」
「大翔は“お兄ちゃん”って呼ばれてて羨ましい」
樹音、大翔のことは信頼してるもんな。
「樹音ちゃんに“お姉ちゃんを宜しくね”なんて言われてたし」
あたしが話せない分、しっかりしてるんだよね
樹音はまだ小学生なのに…
甘えたい時期なのに…
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
「樹里、もしかして樹音を想ってそんな顔してる?」
大翔には分かっちゃうみたい
「樹音は樹里が大好きだから心配してるんだよ。だから、そんな顔してると樹音が悲しむぞ」
大翔はあたしの頭を撫でてくれる
大翔に言われて少しは気持ちが楽になった気がするんだ
「お前、“亮くん”って言われて喜んでたしな」
「大翔は“お兄ちゃん”って呼ばれてて羨ましい」
樹音、大翔のことは信頼してるもんな。
「樹音ちゃんに“お姉ちゃんを宜しくね”なんて言われてたし」
あたしが話せない分、しっかりしてるんだよね
樹音はまだ小学生なのに…
甘えたい時期なのに…
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
「樹里、もしかして樹音を想ってそんな顔してる?」
大翔には分かっちゃうみたい
「樹音は樹里が大好きだから心配してるんだよ。だから、そんな顔してると樹音が悲しむぞ」
大翔はあたしの頭を撫でてくれる
大翔に言われて少しは気持ちが楽になった気がするんだ

