【更新中】キミの声、聞かせて

それから、大翔達が帰って来るまでお互いのことを話した


好きなもの、嫌いなもの、学校のこと。


好きなものが似てて親近感が沸いた


「にしても、びっくりしたなぁ。久しぶりに大翔にあったら表情が優しくなってるんだもん」


《中学の時は怖かったの?》


「怖かったって言うか…。あたし達以外は接することなかったの」


考えられないなぁ…


「あたし、転校生だから一緒に居る時間少なかったんだ」


《転校生なの?》


「うん。此処からだと車で2時間くらいのとこに住んでたの。吹雪北中に通ってた」


《あたしも吹雪北中だったの》


「えっ?そうなの?吹雪北小?」


《うん。この町から吹雪北に転校したの》


世間って狭いんだな…