大きな片思い…[完]



ようやく学校についたものの、私は拓也くん耳にこそっとつぶやいた。


「あとできて。」


と。


拓也くんはきてくれた。



そして、誰も会話が聞こえなそうなところに移動して


「拓也くんは沙奈ちゃんのこと好きなんでしょ⁉︎」


と思い切って言った。


こうでもしなければ自分が諦められないから。



拓也くん…しっかり答えてね…。


それが私の拓也くんに求める最後の願い…。





〜真奈ちゃんend〜