ホテルに着くと、朔がチェックインする。
「部屋は……5011室と5012室な」
2つの部屋があるみたいだ。
あたしは、楪とだよね。
「将!行こう」
「あぁ。朔たちは5012室でいいのか?」
「ん、いいよ。じゃあ、そこのエレベーターで行くか」
あたしたちは乗り込む。
……。
って、なんですんなり決まってんの!?
「あたし、楪とじゃなくて朔となの!?」
楪と一緒の部屋がいいよー。
普通は男子同士、女子同士なんじゃないの!?
でも、楪はさも当たり前のように言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…