やっぱり好き


「洸!」


あたしと樹莉と直輝くんは同じ大学なので、一緒に待ち合わせ場所の駅に来た。


あたし達が駅から出ると、洸くんはもう来ていて、直輝くんは洸くんを見つけると声をかけた。


「おぉ!樹莉ちゃんと希ちゃん久しぶり」


洸くんは笑顔でそう言った。


あたしが大好きだった笑顔だ。