バイトの宮本くんは、メガネもはめていなければ、髪の毛はボサボサじゃない。 それに、性格も違う。 と、思っていた。 「如月さん、いや、美月ちゃん。」 突然、隣の席の宮本くんから、話しかけられた。 でも、名前なんて呼ばれたことないけど。 ましてや、しゃべったことも。