ピピピピ
セットしておいたアラームが鳴る
「憐と遊ぶんだっけ」
独り言を吐きながら用意を始めた
30分後…
かんせーーーい
用意が終わってすぐ、私の電話がなった
「はい」
『俺。もう着く』
憐はそれだけ言い電話を切った
外出ておこう
私はカバンを持ち外に出て憐を待つ
しばらくすると、憐が来た
「わりぃ、お待たせ」
「うん」
「じゃあ、後ろ乗れ」
指定されたのはバイクの後ろ
まじですかーー!
バイクのったことないんですけど…
なにも言わない私を見て、乗れないと勘違いしたのか憐は
「乗れねぇのか?」
といい私の両脇に手をいれバイクに乗せた
「え、え///」
なにするんだぁぁー
照れるじゃん///
密かに顔を赤くして照れていると、憐がこっちを振り向いた
「なに照れてんだよ」
ふっと笑いながら言う憐
誰のせいだと思ってるんだー!
とは言えず
「照れてませんっ!」
否定しておいた
「あ?その顔で照れてねぇとかありえねぇだろ」
バカにされた…
何気にうざいな…
「あーもう!そんなことはいいですから、行きましょう!」
と話をそらしてみる
「あぁそうだな」
憐はそう言うとバイクを発進させた



