部屋に入りソファーに座ろうとすると、憐が私の手を引っ張ったので私は憐に倒れる形になった



まぁ、いつもなら押し返すけど…



今日は機嫌が悪いから、ね。



「どうしたの?」



倒れたまま顔だけを上にあげ憐に言う



さっきよりは怖い顔してないかも



「うざかった」



でしょうね。うん。



「お前来るのおせぇし」



憐が来るの早かったんだよ



ちょっと体制がキツくなってきたので、体制を整えながら座り直す



「ごめんね」



といいながら憐の頭を撫でてあげるとちょっと機嫌が良くなった



ずっと撫でていると気持ち良くなったのか私の太ももに寝転び、私のお腹に顔を近づけ腰に手を回し、ギュっと抱きしめた



可愛いなぁ



よしよしと撫でてあげる



しばらくするとスースーという音が聞こえてきた