バイクの置き場に着いて憐は私をバイクに乗せる



怒っているけど、その手つきは優しくて



本当に好きだなって思う



私にヘルメットをかぶせ、憐もバイクに乗りそのまま発進






着いたところはもちろん憐の家



私のヘルメットを取り、バイクから下ろし手を繋いで部屋の中へ…



……。



部屋に入って数分。
憐は何も喋らない



ただ、私を膝の上に乗せ抱きしめている



その沈黙に耐えられなくなった私