竜side



俺は前から女が嫌いなわけじゃなかったんだ



だって俺にはちゃんと彼女がいた



その彼女の名前は赤石 花



俺の周りには俺の顔で寄ってくる女ばかりだった



だから花も一緒だと思ってた



けど、違ったんだ



俺はその時荒れていた



喧嘩やタバコ、女に明け暮れていた



そんな時、花に出会った



最初はこいつも俺の顔だろうと思ってた



でも、花をどんなに突き放そうが、どんなにひどいことを言おうが、花は俺のそばに居てくれたんだ



いつの間にか花のことが好きになっていた



だから花に告白したんだ



そしたら花も俺の事が好きだって言ってくれた



それで付き合った