前、来た時に入った部屋に入る
ここ、幹部室ってゆうんだって
幹部以上の人しかはいれないらしい
ガチャ
「おー憐久しぶり。あ、流夢も来たのか。久しぶりだな」
颯太が言った
「うん。久しぶり」
「なんか憐、機嫌悪くない?」
春くんが言った
そうだよねー。なんかまだ機嫌戻らないんだよね
「流夢さん。何かありましたか?」
颯に言われて考える…
「うーん。特にないけど、機嫌が悪くなったのは、私が下のヤンキーくんたちに挨拶したら顔が赤くなったから、風邪かな?と思って憐に言ったときかな」
私がそう言うと納得したようにみんなが頷く
「それですね。」
「それだな」
「それだね」
「…。」
なにがそれなのかは分からないけどまぁいいや
グイッ
幹部のみんなと喋っていると後ろから誰かが引っ張った
「わぁっ!」
こけそうになり後ろに倒れると誰かが私を抱きしめた
「他の男と喋ってんじゃねーよ」
私を引っ張った犯人は憐でした
「ごめんね。分かった」
「俺を放置すんなよ」
「ごめんごめん。」
私の目が憐しかうつさなくなり満足したのか私の手を引き、憐専用のソファーに座る
当たり前のように憐は私を足の間に座らせ、後ろからギュッと抱きしめた
「あーぁ、らぶらぶしちゃってー」
颯太がちゃかす
「流夢ちゃんと憐は付き合ってるのー?」
その質問を春くんがした瞬間、みんなが私をバッとみた
憐は興味なさそうにわたしの髪の毛を指に巻きつけたりして遊んでる
「うん。付き合ってるよ」
私がそう言うとみんなは「だよねー」とか言っていた
知ってるなら、初めから聞くなよって思うんだけど…



