「もう、寒くなってきたし帰るか?」



「うん。ありがとう憐」



憐にお礼を言うと頭を撫でてくれた



そんなことにもキュンとする



私、相当憐に惚れてるなぁ



「何してんだ?早く行くぞ」



そんなことを考えていると、憐に言われた



憐のこと考えたなんて言えないから「うん」とだけ言っておいた



「憐、連れてきてくれてありがとう」



「ん、楽しかったか?」



「うん」



しばらくすると会話もなくなりうとうとし始める



眠たそうに目をこすっていた



「眠いのか?寝とけ。着いたら起こしてやるから」



それに気づいた憐が言った



「うん」と答える間も無く私は夢の中へ行った…