ボンッ

と音が出そうな勢いで赤くなる私の顔



「流夢?どうした、顔赤いぞ」



いやいや、憐のせいでしょ



とは言えず…

「そう?気のせい気のせい」



とはぐらかしておいた



「ねぇ、私帰るね」



しばらく経ちそろそろ帰ろうと思い憐に言った
まぁ、家出てきたんだしかえるところはないけどね…



「あ"?ざけんな。どこにかえるっつんだ。」



「…いや、何処かホテルに…?」



またいきなり怒り出した憐に戸惑いながらも答える



「あ"ぁ"??」



いやいや、そんなに怒らなくても…



「んなの、だめに決まってんだろ
流夢はここに住め」



………は?

いや、ちょとまって、ここ憐の家だよね?



「ダメダメ!憐の家でしょ?!」



「あぁ、あたりめぇだ」



憐は涼しい顔をして答える



「憐に迷惑かけるわけにはいかない
だから、ダメ。どっかホテルでいい」



冷静に答える私



「迷惑のわけねぇだろ?ここに住め」



しばらく言い合いしてた私たち。
結局私が折れて住ましてもらうことになった