バタンッ
男が笑顔を見せた直後ドアが勢い良くあいた
「「流夢!」」
そこにいたのは私の両親
「あ!お母さんお父さん!」
私が両親の元へ歩いて行こうとすると男が私のうでを掴み引き寄せた
「だめだよ、流夢ちゃん」
そういって私に近づけたもの…
それは、ナイフだった
「何するのよ!」
「やめろ!」
お父さんとお母さんは叫んだ
「いやだね、僕はすべてを捨てるんだ」
「君は誰なんだ!どうして家を狙う?」
「この子に一目惚れしたからだよ」
男は言った
「何を言ってるんだ!この子はまだ子供だぞ!」
「そうだね、でも僕は好きになってしまったんだ。だから死ぬなら一緒に死のうと思ってね」
「ふざけないでーー」
その言葉を発したお母さんは私に向かって走ってきた
「こっちへ来るなー」
そう言って男は私に向けていたナイフをお母さんの方に向けた
グサッ
「う"っ」
「流奈!」
「お母さん!」
お母さんを刺した瞬間お父さんが男の方に走り男を殴った
男は気を失い倒れる
その間にお父さんが警察に連絡をし、男はたいほされた



