「こっちにこい!」



父親は私の腕を引っ張り私の部屋へ連れて行く



「いやだ!いやだ!ごめんなさい!」



これからされることは分かってる



だから私は必死に抵抗する



抵抗の意味がなくても…



「うるさい!だまれ!」



バシッ



「いたっ」



私が大声を出して抵抗すると殴られる



この家には今、女もいるはずなのに助けてくれない



私の部屋に着いて乱暴に私を部屋に投げ込む



「いやっ…!ごめんなさい」



どんなに謝っても許しはない



「うるさいって言ってるだろ!」



ボコッ



「う"っ」



あぁ、始まった



いつもなにか気が済まないことがあると私を殴る



それから数十分散々殴られた私…



これで終わりだ…



いつも殴られて終わりだから



終わったことにホッとしていると…