その様子を見てポカーンんと口があいてるみんな



「おい、てめーら口閉めろ」



と憐が一言



それで我に返ったみんな



「いやいや、嘘でしょ?!俺、幻覚見てるのかな?」と颯太



「僕も見てるんでしょうか?」と波間君



「えー僕びっくりだよー」と朝倉くん



「…。」何も言わずにびっくりしてる神田君



「うっせぇ」



憐はちょっとキレ気味



話を変えようと



「憐?何でここに連れてきたんですか?
てか、ここどこですか?」



と聞いてみる



すると、今度は憐以外のみんなが「は?」みたいな顔をした



「あぁ、今日連れてきたのは特に意味はねぇ。」



ないんかーいと心の中で突っ込んでみる



「で、ここは…」



と言いかけた憐



中々言わない憐にしびれをきらして
「ここは?」と聞いた



憐は覚悟した顔になり言った



「ここは…白龍の倉庫だ」



…は?まじですか。



白龍を知らない人なんていない



だって白龍は日本一の暴走族なんだから



「そっか」



「おう。で、俺が総長だ
颯が副総長。春、竜、颯太が幹部」



と憐が説明してくれた