10分ほどバイクで走ると何処かに泊まった



憐はバイクから降りて私を下ろした



「なっ!///」



また赤くなっている私をみて、ふっと笑い「行くぞ」と言って私の手を握りスタスタと歩く



されるがままに私は着いて行く



「ねぇ憐?」



「あ?」



憐は歩くのをやめ私のほうに振り向く



「ここ…どこ?」



私がそう言うと憐はびっくりした顔をした



何故そんなにびっくりしているのか、私には分からない



「お前、しらねぇの?」



びっくりした顔のまま私に聞く憐



「え、はい。知りません」



私はそんなの知るわけないよみたいな顔をして言う



「そうだよな…お前俺らのこと見たときなんも言わなかったもんな…」



憐はブツブツなにかを言いながら歩き出した