それから、
高橋くんは私の元には現れなくなった。



別に気になるっていえば気になるけど
そこまで気にならないと言えばそうでもあると言える。





青島「おい、齋藤聞いてる?」


齋藤「聞いてる。」


青島「じゃあ何言ってたか答えてみろよ」


齋藤「…女の話」


青島「お前な、俺らがいつもそんな話をしてるなんて思ってるなよ。
俺だって頑張れば彼女ぐらい作れるんだからな」


齋藤「そう」