普通に学校へ行っていれば、「まだ卒業したくない」と悲しむなり、「あーやっと卒業かー!」と喜ぶなり出来る。
だけど私にはそれがない。
卒業するということに区切りをつけるという意味では、行って良かったとは思うし、後悔はない。
いや、今の嘘。
勉強どうしよう的な後悔はしてる。
「今年の1月からうんたらかんたら……」
私の時、そう話した校長の言葉と表情が心に深く突き刺さった。

あなたは今年の1月から頑張りました。それまではなにも努力してこなかった、ただのクズ。精々これから頑張ってください。

校長はそう言う気はなかったんだろうけど、私はそう受け取った。
まるで私が今までやってきたこの三年間のことは、何もないとでも言ってんのか。
当事者じゃないくせに。
まるですべて分かっているかのような態度が
言葉が
一番嫌い。