Side蘭
あー。今日も、
男たちに作った笑顔ふりまく
めんどくさい。
はぁーあ。
でも。私は幸せになっちゃいけないから
お母さんを殺した。
あいつと同罪なんだ。
だからお母さん、ごめんね。
幸せになるっていう約束は守れないや。
私は、学校につくと、すぐに中庭に向かった。
屋上には行くなって言われたし。
中庭しかないでしょ?
私はベンチに座って空を見上げた。
「お母さん…ごめんね…」
涙が溢れてきた。
そんな時、声がした。
「おい」
私はハッとして涙を拭って振り返る
そこには、
花城來斗がいた。
蘭「なんですかぁ?」
私はいつもの私で話した。
來「やめろ。気持ちわりぃ。」
蘭「なんですか。王陵の総長さん」
私は一気に口調を変えた。
來「フッ…やっぱりな」
蘭「はぁ?なに笑ってるんですか?」
來「なんでお前は泣いてる」
見られたんだ…
蘭「関係ないですよね、あなたには。」
來「お前、王陵の姫になれ」
蘭「は?なにいってるんですか?
嫌ですよ。絶対。」
來「うるさい。お前に拒否権はねぇんだよ」
こいつは私の腕をつかんで引っ張った。
蘭「ちょっと!離して!」
來「女のお前が俺に勝てるわけねぇだろうが、ついて来い」
蘭「ツッ…」
なんなの、こいつ。
女の私が、勝てるわけないし、もうついていくしかないじゃない!
ほんと、ありえない!
あー。今日も、
男たちに作った笑顔ふりまく
めんどくさい。
はぁーあ。
でも。私は幸せになっちゃいけないから
お母さんを殺した。
あいつと同罪なんだ。
だからお母さん、ごめんね。
幸せになるっていう約束は守れないや。
私は、学校につくと、すぐに中庭に向かった。
屋上には行くなって言われたし。
中庭しかないでしょ?
私はベンチに座って空を見上げた。
「お母さん…ごめんね…」
涙が溢れてきた。
そんな時、声がした。
「おい」
私はハッとして涙を拭って振り返る
そこには、
花城來斗がいた。
蘭「なんですかぁ?」
私はいつもの私で話した。
來「やめろ。気持ちわりぃ。」
蘭「なんですか。王陵の総長さん」
私は一気に口調を変えた。
來「フッ…やっぱりな」
蘭「はぁ?なに笑ってるんですか?」
來「なんでお前は泣いてる」
見られたんだ…
蘭「関係ないですよね、あなたには。」
來「お前、王陵の姫になれ」
蘭「は?なにいってるんですか?
嫌ですよ。絶対。」
來「うるさい。お前に拒否権はねぇんだよ」
こいつは私の腕をつかんで引っ張った。
蘭「ちょっと!離して!」
來「女のお前が俺に勝てるわけねぇだろうが、ついて来い」
蘭「ツッ…」
なんなの、こいつ。
女の私が、勝てるわけないし、もうついていくしかないじゃない!
ほんと、ありえない!
