角を曲がり、廊下にでると 前から人が歩いてきた (丁度良いとこに!あいつに聞こ) 「ねえ、理事長室、どこか知らない?」 「は?」 不機嫌そうにこっちを睨む男 さっきは遠くで分からなかったけど 綺麗な赤色の髪に、銀メッシュ 茶色の目に、筋のとおった高い鼻 色気を放つ唇 ニキビなんて無縁の小麦色の肌 あたしより20㎝は高い身長 丁度いいぐらい筋肉のついた体 一瞬見いってしまったあたしに 目の前の男は 「お前、誰?」 と聞いてきた