それだけで胸のつかえが取れていくような気がした。 「……どうにもならない…?」 震えた声でそう問い掛けるけど、ソウタはなにも言ってくれない。 「ソウタ」 「うん」 「あたしきっと耐えられないよ」 「……なにが?」 ゆっくりと体を離すソウタの体を精一杯の力で引き寄せた。 すると、落ち着いたような声で「ちゃんと聞くから」って言われて、テレビの前のソファーに誘導されて向き合う形になった。