そんなこと聞かないでよー! 「うーん……」 環方くんの悩む声が校庭に響く。 言わないでー!! これ以上恥ずかしい思いしたくない!! 環方くんは私を見てフッと鼻で笑った。 ちょっと! なにそのバカにしてる感じ! 「まぁ、さっきの2人3脚でゴールして止まった後で一人でコケるとことか。」 周りの生徒も大笑いしてる。 もうー! 環方くんのバカぁぁぁ!!!