千夏はテニス部で忙しいみたいだから、 放課後はいつも暇。 いや、友達少ないっていうのが悪いんだけどね? 「あ、この辺にも小説あるんだ……」 図書室の一番奥の棚を見ていると、 端の方に少しゆとりのあるスペースを見つけた。 「な、何ここ!」 広すぎず、狭すぎず、 ちょっぴり高そうな1人がけのソファーが置いてあった。 こんなところあったんだ……! ここなら誰にも邪魔されずに読書できる! 私はフワフワのソファーに座り、 さっき見つけた本を開いた。