「えっと、じゃあ千夏、行ってくる……。」 「うん。頑張って!」 昼休みになり、携帯を見てみると、 『いつもの場所に来い。』 という内容のラインが来ていた。 緊張しながらも、図書室へ歩みを進める。 図書室の手前の本を読むスペースには数人の生徒が昼御飯を食べていた。 これ大丈夫なの……? コソコソと奥の方へ進んだ。