「ちょっ! 何やってんの!環方く……」 「昨日言ったじゃん。 イチャイチャするって。 それにお前……呼び方戻ってるし。」 こんな有無を言わさずに実践してくるなんて……! 背中から環方…じゃない 咲哉の温もりが伝わってくる。 私の体温は一気に上昇していく。 「咲哉…… 降ろしてよ……」 「ちょっと待ってろって。 もーすぐだから……」 咲哉は私を抱えたまま腕時計を見た。