放課後は、図書室で密会





「っていうかぁ……喉乾かない?

お昼まだでしょう?
どっかのカフェで食べようよ!」


「あ……これ、どうぞ。」



私は環方くんと雪さんにさっき買った缶を差し出した。



「えっ、いいの!?ありがとう!!」



「いいえ。」



別に我慢できるし……。

喜んでもらえてよかった……。



「咲哉どっち?」



呼び方……"咲哉"なんだ……。



「俺、コーラで。」


「オッケー!」



好きな飲み物さえ、知らない……。



私はずっと遠くから二人を見ているような気分になった。