放課後は、図書室で密会





ていうか!

彼女の目の前で腕絡めないでよ!



なんて言えるわけもなく……。



「わ、私は……いい……です……けど……」




一瞬、環方くんが私をキツく睨んだ気がした。



え……?


なんで……?



「ホント!?やった!!」



雪さんは嬉しそうに笑った。



可愛い笑顔……。



環方くん……断ってくれるよね……。



「じゃあ、行くか。」









私の期待はことごとく打ち破られた。