「環方くん、喉乾かない?」 「あー……そだな。」 「じゃあ!私買ってくるよ!!」 「いや、俺が行く。 こういうのは普通男が行くの。」 「いいの!デートに来てもらってるだけでもおそれ多いのに……。 行ってくる!ここで待っててっ!」 環方くんは呆れたような顔をしたけど、 私を止めなかった。 私は自販機へ走った。