「じ、じゃあ帰る……? もっと楽しいところ行く……?」 悲しさで声が震えた。 「いや、別にいい。 俺は茅を見るので楽しんでるから。」 「ハ!?」 「だってお前、子供みたいなんだもん。 朝は犬みたいだったし……。 ホント面白いな。」 「面白いって……」 せっかくなんだから魚見ればいいのに…… いつも通り環方くんは私で遊んで楽しんでいる。