黒い背景に映し出された題名…… 『心霊映像100選』 「ちょっ、は? なに、こ……」 早速防犯カメラっぽい映像が流れ始め、 ナレーターが話し始める。 「む、無理!ごめん!」 環方くんの隣から逃げようとするが、 環方くんに肩をしっかりと確保されていて 動けない。 「わか、環方くんっ 私……ホラー苦手って…… 前にも言った……」 「…………」 まさか忘れられてた? 結構ショックかも……。