「そのお話の女の子は運命を変えようと頑張ってるけど、 線路を曲げるのはすごく大変だと思う。 だから、 人が変われば、歩く線路を変えればいいんだと思う。 そして、誰かと同じ線路を歩くことが恋なんだって、 私は思うの……。」 語りすぎたかな……。 我に返って環方くんを見上げる。 環方くんも私を見ていた。 話……聞いててくれたんだ……。 嬉しくて、胸がキューっと締め付けられた。