茅の頭に手を添え、 少しかがんで目線を合わせた。 「うぅ……早くして……」 「何?してほしくて仕方ないの?」 「違うよー!誰かに見られたらご近所さんに噂されちゃう!」 「わかってるっつの。」 素早く、 触れるだけのキスをした。 「うん。満足。」 「……//」 いつまで経っても照れるのな。 「カワイーやつ。」 「かわいくない!じゃーね。 ありがと。おやすみ!」 茅は家の中に駆け込んだ。 その姿を見た後、微笑みながら帰る俺は相当キモかっただろう。