テストの時期になるといつも逃避ばっかりで。


パソコンを開いては小説サイトで小説を読んだり、
ツイッターなんかで色んな人と絡んだりしてたんだけどさ。





テスト期間真っ只中のとき、その出会いはあった。


こんな性格を隠すかのように存在するパソコン上の僕は別人で。


多分、それだから話が出来たんだなって今でも思うよ。


バンドが好きな僕だったから、
バンドをやってるっていうその一言で応援したくなった。


夜中までずっと絡んでて、
そのうちメールをするようになって。


顔もどんな人かも全然わかんない、
名前くらいしか知らないやつで、

正直そんな人との会話が繋がるなんて思ってなかったよ。



でも君は、そんなの関係なくなるくらい優しくて、
面白い人だった。



僕にね、
新しい仲間が出来たんだってそう思えたんだよな。




ちょっと変わった、頼りになる存在の仲間。



嬉しくて、嬉しくて。


そうして僕らは互いの夢を応援しあったよね。



その夢は大きすぎるって
周りの奴は口を揃えて言うかもしれないけど、





僕らにとってはマジな夢で、真剣な夢だから。




いつか、どちらの夢も叶うといいなって、
僕はそう思ってるよ。







そんな君は、
いつだって僕の悩みを見抜いていたね。



性格上わかってしまうのか、

僕が負のオーラを出しすぎていたのか・・・。



真剣に話を聞いてくれる君に
どれほど背中を押してもらえただろう。



そんな君に続くように、みんなが僕を励ましてくれた。



だから君はさ、
将来大きな存在として多くの人に慕われると思うよ。



君は何かの発信源になりうる人だね。


きっとそうだ。






・・・だけど、
疲れたら僕にも少しは愚痴をぶつけてくれよ?




僕だって君の力になりたいと、
いつだって強くそう思ってるんだからさ。