「お邪魔します…」
私の家に入ると、リビングの方からちょうどミルクが出てくるところだった。
「よう、ミルク」
「ミルク、ただいま!柴崎くんが会いに来てくれたよー」
靴を脱いで上がり、ミルクを抱える。
「あ、どうぞ上がって」
まだ靴を履いたまま玄関に立っている柴崎くんにそう声をかける。
「ここでいいよ」
「でも、玄関少し寒いし…私の部屋に行こう」
朝、落ち着かずに部屋の片づけをしていたから部屋はきれいなはずだから問題ない。そう考えて何の気なしに階段を上がっている途中でようやく気が付く。
わ、私ってば…何さりげなく部屋にまで連れ込もうとしてるの!?
急に緊張感が襲ってくる。朝よりもひどい緊張感だ。
「…こ、ここ私の部屋だから…適当に座って待っててね。飲み物取ってくる…!」
ミルクを部屋に入れ、柴崎くんにそう言うが目を見ることができなかった。なんだか柴崎くんも気まずそうな雰囲気が出ているようだった。
「…バカ、私」
ココアを入れながら自分を責める。
そのココアを持って部屋に戻ると柴崎くんはミルクを膝に乗せて座っていた。
もうここまで来たら平常心でいないと…。ココアをテーブルに置き、自分の分のココアを飲みながら心を落ち着かせる。
「ミルク、なんか大きくなったな」
「すくすくと成長してくれて嬉しい」
ココアを半分くらい飲むとようやく落ち着きを取り戻してきた。
私の家に入ると、リビングの方からちょうどミルクが出てくるところだった。
「よう、ミルク」
「ミルク、ただいま!柴崎くんが会いに来てくれたよー」
靴を脱いで上がり、ミルクを抱える。
「あ、どうぞ上がって」
まだ靴を履いたまま玄関に立っている柴崎くんにそう声をかける。
「ここでいいよ」
「でも、玄関少し寒いし…私の部屋に行こう」
朝、落ち着かずに部屋の片づけをしていたから部屋はきれいなはずだから問題ない。そう考えて何の気なしに階段を上がっている途中でようやく気が付く。
わ、私ってば…何さりげなく部屋にまで連れ込もうとしてるの!?
急に緊張感が襲ってくる。朝よりもひどい緊張感だ。
「…こ、ここ私の部屋だから…適当に座って待っててね。飲み物取ってくる…!」
ミルクを部屋に入れ、柴崎くんにそう言うが目を見ることができなかった。なんだか柴崎くんも気まずそうな雰囲気が出ているようだった。
「…バカ、私」
ココアを入れながら自分を責める。
そのココアを持って部屋に戻ると柴崎くんはミルクを膝に乗せて座っていた。
もうここまで来たら平常心でいないと…。ココアをテーブルに置き、自分の分のココアを飲みながら心を落ち着かせる。
「ミルク、なんか大きくなったな」
「すくすくと成長してくれて嬉しい」
ココアを半分くらい飲むとようやく落ち着きを取り戻してきた。


