その日、帰宅してからお母さんに花火大会のことを話すとお母さんの方から新しい浴衣を買うか、と提案してくれた。
去年まで来ていた浴衣が淡い黄色の布地に朝顔の柄だったから、今度はどんなのにしようかなと楽しみにしながら考えた。
週末にお母さんとふたりで浴衣を買いに出て、少しピンクがかった白地の布に撫子の花の柄の浴衣を選んだ。
この浴衣を着たら、少しは柴崎くんの目に可愛く映ることができるだろうか。ちょっとは女の子らしく見えるだろうか。
浴衣選びの際にも彼のことを意識してしまっていた。
「あら、この髪飾り可愛いわね」
「本当だ、可愛い」
お母さんは花の髪飾りを私の頭に添えてみて、「うん。やっぱりいいわね」と呟いてその髪飾りも買ってくれた。
そうか、髪型も考えなくちゃね。お団子がいいかな、巻いてみてもいいかもしれない。
花火大会のことを考えると楽しみでしょうがない。
次の火曜日が終業式で夏休みが間もなく始まる。そして同じ週の金曜日が花火大会だ。
それまでにヘアアレンジの練習をしておこう。
お化粧とかもした方がいいかな。いや、それはやりすぎになるかな?
去年まで来ていた浴衣が淡い黄色の布地に朝顔の柄だったから、今度はどんなのにしようかなと楽しみにしながら考えた。
週末にお母さんとふたりで浴衣を買いに出て、少しピンクがかった白地の布に撫子の花の柄の浴衣を選んだ。
この浴衣を着たら、少しは柴崎くんの目に可愛く映ることができるだろうか。ちょっとは女の子らしく見えるだろうか。
浴衣選びの際にも彼のことを意識してしまっていた。
「あら、この髪飾り可愛いわね」
「本当だ、可愛い」
お母さんは花の髪飾りを私の頭に添えてみて、「うん。やっぱりいいわね」と呟いてその髪飾りも買ってくれた。
そうか、髪型も考えなくちゃね。お団子がいいかな、巻いてみてもいいかもしれない。
花火大会のことを考えると楽しみでしょうがない。
次の火曜日が終業式で夏休みが間もなく始まる。そして同じ週の金曜日が花火大会だ。
それまでにヘアアレンジの練習をしておこう。
お化粧とかもした方がいいかな。いや、それはやりすぎになるかな?


