「______い!____平!哲平ッ!!!」 「うぉッ!!!?」 ベッドから飛び起きた俺の目の前には、眉を吊り上げた母さんがいた。 「もう、こんな時間まで寝て!アンタって子は本当に抜けてるんだからもー!遅刻するわよ!」 時計を見るとなんと8時! 「ぅえええ!?もうこんな時間!? わりぃ母さん、ありがとっ!」 ドタバタと部屋を出ていく俺を見て、母さんはため息をつく。