「え?……えッ!!?」 俺は振り向いてギョッとした。 そこに立っていたのは、渚だったからだ。 「あ、本当はもう1人3年の先輩がいたらしいんですけど、今日どうしても外せない急用ができたとかで。来られないみたいですよ」 渚はなんてことないという様にそう言うと、ほうきを手に掃除を始めてしまった。 え、ちょ、ちょっとちょっと! なんなのそのリアクション! 心臓バックバクなの俺だけ!? え、てか運命の再開!とかじゃないのコレ!?