「う、うるせぇっ‼お前はいちいち俺の夢を切るんじゃねぇ!」


「だってなぁ?どこにいるかもわかんねぇ、連絡先も知らねぇってもうドンマイだなお前本当ブフッ!!!」


「笑うなぁーーーッ!!!」


笑い始めたマッキーに飛び掛かって脇腹をくすぐる。

マッキーは脇腹めちゃくちゃ弱いんだ。



「ぅおッ!お前らなにやってんだアホ共!」


教室に入ってきたさっちゃんが目を見開く。

「あっ、さっちゃーん!え、なにどしたのこんなところで」


マッキーが俺の下で若干涙目になりながらさっちゃんを見上げる。



「どーしたもこーしたも、今日からこのクラスの担任になったんだよ。んでさっちゃん言うな。オラ、そんなとこで、しかも男同士でイチャコラしてねーでさっさと席つけ!」