静かで綺麗に片付けられた部屋に、規則的な寝息。


寝心地の良いベッドは体全部包むみたいで気持ちいい。



腰に回された両腕はあたしが動いても全くぶれずに抱き締め続ける。




「…ん」



今、何時?



ぼんやりとした視界に、はっきりしてきた意識は時計を探した。