ドキドキしながら
恐る恐る教室に入る。
「し、失礼しまー・・・す・・・」
消え入りそうな声でなんとか一歩入れました。
だがそこからが問題だ。
みんなの目が
一斉に私に向けられている。
・・怖いな・・・・
いや・・でも早くしないと迷惑かけちゃうk・・
「春島さん・・だよね?
ここの席空いてるからここ座っていいよ(*´∀`*)」
「え、あ、ありがとう・・!」
声を先にかけてくれた子は・・
まさに”可愛い” これしか思いつかないぐらい
とても可愛かった。
茶色っぽいロン毛に、透き通るような白い肌、
微笑むと顔の周りにふわっとした花の香りが漂う。
足もスラッとしてて・・・
「かわいいな・・・」
「春島ー、はよ席に座れ~(笑)」
「あ!はい!」
その子は私と何もかも正反対。
羨ましいな・・・
そんなことを思っていたら注意を食らってしまった。
私が座った席は、その女の子の斜め後ろで
私のとなりは誰だろう・・と横向くと。
「・・zzzZZZ」
!?
も、もしかしてもしかしたらもしかしなくとも
寝てる・・・?
起こしたほうがいいのかな・・?
「あの・・起きたほうがいいんじゃないですk・・」
パコーーーーーン!!
・・・ファ!?
何かがその隣の子めがけて飛んできた。
「さ、指し棒!?」
すっとんキョンな声を私はまたあげてしまっt・・
「いってぇぇ・・・・なっ!!!」
バサッ
「う、う、ううわああああああああ!」
ガタン!!
目の前で起きたことがよくわからなかった。
投げられた指し棒が隣の子のおでこを叩いたあと、
顔を上げた時に再び何やら分厚い書類を顔面にぶつけられ
頭が後ろへ傾いて一緒に体も傾いて
椅子が斜めになり
後ろへ思いっきり倒れた。
みんなの目が隣の子へ釘付けになる。
私も。
「はい、大事な時にお眠りしてるとこうなるから、
みんなは注意しろよ✩」
風島先生・・なんか怖いです。。
そして再びみんなの目が隣の子へ釘付けになる。
私も。
「先公の分際で・・・」
ボソッと聞こえた言葉は聞き取れなかった。
「だ、大丈夫?」
手を差し延べると、
「ありがとね✩」
犬みたいな・・ひまわりスマイルが来た。
クラスの数少ない女子が黄色い声をあげた。
『キャーーーーー////』
私は、ただ呆然としていて
その子が席に座り直すまで見てるだけだった。
「よし、女子は黙ろうな~ いろいろあったけど
とりあえず入学式には全員出ることができそうだね。
ほんといろいろあったけど。」
最後の言葉と同時に
私にこっそり目で合図を送ってきた。
どきっとした。
そういえば風島先生もかっこいい部類にはいr・・・
ピンポンパンポン
アナウンス「入学式を15分後挙行いたします。全生徒は体育館に集まってください」
「よし、じゃあ今の席で、廊下側2列を基準にして廊下に並んでくれ~い」
『はーい!』
私は廊下側じゃなくて
真ん中2列の真ん中らへんだから
とりあえず前の子が行ったら
ついていけばいいんだよn・・・
ガラガラガラガラドン!!
今度は何!?
さっきから私最後まで喋れてない気がするけど!?
「・・ってお兄ちゃん!?」
「ハァハァ...ゼェゼェ..咲菜、無事..だったか...」
「誰だ? って・・恭介かよ・・何しに来たの。
お前のクラスは3年だろーが・・って・・あ。」
なんでお兄ちゃんがここに・・
「咲菜!これサプライズ!!!」
「ふぇ?」
「お前には黙ってたけど、
俺ここの一応教師やってんの!」
「あ~、なるほど。
恭介が言ってた例の妹は春島だったわけね(笑)」
なんだかよくわからんが。
大人二人で勝手にふむふむ言い合ってる中
私は頭の中でまとめる。
私の兄、崎田恭介は私が中学生の頃から
教師をしていたらしく、現在3ーDの担任。
私が高校入学したら
驚かせてやろうと思って黙っていたそうで・・。
「ほんとごめんな。
佐々木ってやつ居たろ?
俺の生徒なんだよもうほんとごめん・・」
「あ、いいよいいよ、気にしないで!
って自分の生徒たちは?」
どうやら2,3年生たちは既に体育館にいるそうで
新入生たちは入学式が始まったら
クラス順に入るそうだ。
中学校みたいだなぁ~
「さ! 余計な邪魔入ったから急いで並べ~」
「邪魔ってなんだよ邪魔って!!」
なるほど。風島先生はお兄ちゃんの友達らしい。
確か同期の奴が邪魔扱いしてくるから悲しいとか
いつか言ってたな・・・なるほどなるほど!
ーーーーーーーーーーーー。
廊下に並んで体育館前まで先生に誘導してもらう。
1-Aはやはり最初に入場らしいから、
いろいろ説明をうけていた。
「ー・・まぁざっとこんな感じだ。
もう小学生じゃないから理解できたよな?」
もう。風島先生ったら。
小学生と高校生一緒にしないでくださいよ・・。
内心ちょっとため息をついたのはいいが。
にこ✩
ブルブルブルブル
鳥肌が立ったので小さく謝ったのは内緒です。
恐る恐る教室に入る。
「し、失礼しまー・・・す・・・」
消え入りそうな声でなんとか一歩入れました。
だがそこからが問題だ。
みんなの目が
一斉に私に向けられている。
・・怖いな・・・・
いや・・でも早くしないと迷惑かけちゃうk・・
「春島さん・・だよね?
ここの席空いてるからここ座っていいよ(*´∀`*)」
「え、あ、ありがとう・・!」
声を先にかけてくれた子は・・
まさに”可愛い” これしか思いつかないぐらい
とても可愛かった。
茶色っぽいロン毛に、透き通るような白い肌、
微笑むと顔の周りにふわっとした花の香りが漂う。
足もスラッとしてて・・・
「かわいいな・・・」
「春島ー、はよ席に座れ~(笑)」
「あ!はい!」
その子は私と何もかも正反対。
羨ましいな・・・
そんなことを思っていたら注意を食らってしまった。
私が座った席は、その女の子の斜め後ろで
私のとなりは誰だろう・・と横向くと。
「・・zzzZZZ」
!?
も、もしかしてもしかしたらもしかしなくとも
寝てる・・・?
起こしたほうがいいのかな・・?
「あの・・起きたほうがいいんじゃないですk・・」
パコーーーーーン!!
・・・ファ!?
何かがその隣の子めがけて飛んできた。
「さ、指し棒!?」
すっとんキョンな声を私はまたあげてしまっt・・
「いってぇぇ・・・・なっ!!!」
バサッ
「う、う、ううわああああああああ!」
ガタン!!
目の前で起きたことがよくわからなかった。
投げられた指し棒が隣の子のおでこを叩いたあと、
顔を上げた時に再び何やら分厚い書類を顔面にぶつけられ
頭が後ろへ傾いて一緒に体も傾いて
椅子が斜めになり
後ろへ思いっきり倒れた。
みんなの目が隣の子へ釘付けになる。
私も。
「はい、大事な時にお眠りしてるとこうなるから、
みんなは注意しろよ✩」
風島先生・・なんか怖いです。。
そして再びみんなの目が隣の子へ釘付けになる。
私も。
「先公の分際で・・・」
ボソッと聞こえた言葉は聞き取れなかった。
「だ、大丈夫?」
手を差し延べると、
「ありがとね✩」
犬みたいな・・ひまわりスマイルが来た。
クラスの数少ない女子が黄色い声をあげた。
『キャーーーーー////』
私は、ただ呆然としていて
その子が席に座り直すまで見てるだけだった。
「よし、女子は黙ろうな~ いろいろあったけど
とりあえず入学式には全員出ることができそうだね。
ほんといろいろあったけど。」
最後の言葉と同時に
私にこっそり目で合図を送ってきた。
どきっとした。
そういえば風島先生もかっこいい部類にはいr・・・
ピンポンパンポン
アナウンス「入学式を15分後挙行いたします。全生徒は体育館に集まってください」
「よし、じゃあ今の席で、廊下側2列を基準にして廊下に並んでくれ~い」
『はーい!』
私は廊下側じゃなくて
真ん中2列の真ん中らへんだから
とりあえず前の子が行ったら
ついていけばいいんだよn・・・
ガラガラガラガラドン!!
今度は何!?
さっきから私最後まで喋れてない気がするけど!?
「・・ってお兄ちゃん!?」
「ハァハァ...ゼェゼェ..咲菜、無事..だったか...」
「誰だ? って・・恭介かよ・・何しに来たの。
お前のクラスは3年だろーが・・って・・あ。」
なんでお兄ちゃんがここに・・
「咲菜!これサプライズ!!!」
「ふぇ?」
「お前には黙ってたけど、
俺ここの一応教師やってんの!」
「あ~、なるほど。
恭介が言ってた例の妹は春島だったわけね(笑)」
なんだかよくわからんが。
大人二人で勝手にふむふむ言い合ってる中
私は頭の中でまとめる。
私の兄、崎田恭介は私が中学生の頃から
教師をしていたらしく、現在3ーDの担任。
私が高校入学したら
驚かせてやろうと思って黙っていたそうで・・。
「ほんとごめんな。
佐々木ってやつ居たろ?
俺の生徒なんだよもうほんとごめん・・」
「あ、いいよいいよ、気にしないで!
って自分の生徒たちは?」
どうやら2,3年生たちは既に体育館にいるそうで
新入生たちは入学式が始まったら
クラス順に入るそうだ。
中学校みたいだなぁ~
「さ! 余計な邪魔入ったから急いで並べ~」
「邪魔ってなんだよ邪魔って!!」
なるほど。風島先生はお兄ちゃんの友達らしい。
確か同期の奴が邪魔扱いしてくるから悲しいとか
いつか言ってたな・・・なるほどなるほど!
ーーーーーーーーーーーー。
廊下に並んで体育館前まで先生に誘導してもらう。
1-Aはやはり最初に入場らしいから、
いろいろ説明をうけていた。
「ー・・まぁざっとこんな感じだ。
もう小学生じゃないから理解できたよな?」
もう。風島先生ったら。
小学生と高校生一緒にしないでくださいよ・・。
内心ちょっとため息をついたのはいいが。
にこ✩
ブルブルブルブル
鳥肌が立ったので小さく謝ったのは内緒です。

