「行ってきまぁす」

7時半、登校。



ドキドキする。
私はこれから....
どんな生活を歩むのかな?

過去がどうであれ、
楽しく過ごせますように....!


「....春島?」
「ん?あ…」

後ろから声をかけてくれたのは、
出席番号1番の相田くんだった。

「相田君もここら辺に住んでたんだ」
「いや今日はたまたまこのルート」

今日は....?

「俺の家あるの隣町だから。」
「え!?なんでうちの高校うけたの?」
「ん~…なんつーんだろな、あれだあれ」

??

「その…春島がこの高校行くらしいって言われて....」
「そ、そそれって....」
「えと....春島は気づいてなかったんだろうけど。」

「俺中学の時お前と同じクラスだったりして…」

「えええ!!??」


私は。



とんでもない失礼を思ってたりしたんじゃないか。

出席番号1番の相田くん…とか....

いやあああああ!!


「ごごごご、ごめんなはい!!」
「えっ、あ、あれ!?」


私は恥ずかしさのあまり
相田くんから走り去ってしまった。







「…俺まだ何も言ってない....でも....」


「やっぱり春島かわいいな....」