ガラガラ...
教室のドアを開け、
自分の机にバタンキュー。
「ねえねえ!
さっき色々と大丈夫だった?」
「んー・・・えーっと確か・・」
思い出せ、思い出すんだ。
私に真っ先に声をかけ、
机の場所を教えてくれた、
あの可愛いらしい女の子。
名前・・そういえば聞いてなかったな。
「ああ、私の名前は、高田麻衣!
よろしくね!」
「・・・高田さん!!!!!!!」
「何ー?w」
「友達になってください!!!」
「全然いいよ~!」
あっその代わり下の名前で呼んでね、と言われて
私は早速「麻衣姫」と呼ぼうとしたんだが
まあこれが即却下されたので
とりあえずちゃん付けにすることにした。
さっきのできごとを詳しく話していたら
麻衣ちゃんはとても可愛い顔で笑ってくれた。
この子・・やるな・・・。
「咲菜可愛いもん!
生徒会長さんがキスするのもおかしくない!」
「冗談やめてよー、麻衣ちゃんのほうが可愛いもん!」
そんな感じで麻衣ちゃんにからかわれながら
すぐに打ち解けていった。
ガラガラガラ..
風島先生のご登場。
「おー、もう皆友達できたんか。」
さすが俺のクラスだな!
誇らしげに言った先生がなんとなく可愛かった。
「それでそれで、次何するんですかー?」
「おー、それはな・・。」
一人の女子生徒の問い掛けに先生は答える。
「梅桐高校、恒例の自己紹介だ!!」
キメ顔で言われた。
いやそれどこの高校もありますわ。
「春島!」
「は、はい!?」
「お前、どこの高校もこれはあると言ったな?」
「は、はあ。」
にやっとなんか腹黒いようなこと考えてそうな
その顔やめてくださいや。
「この高校の自己紹介はちょっと変わってるんだ。
自己紹介は普通に行うが、ちょっとしたゲームでな」
「ゲーム?」
「ああ。ゲームといってもごく簡単なものだ。
一人一人自己紹介してる時、メモをとってもらう。
それで、全員が自分自身の紹介が終わったとき、
クイズをする。」
「クイズ・・ですか?」
「そのクイズは、まあ普通に考えて
その子は何ができるか、好きなのかをみんなが自分でメモった内容を元に”英語”で答えてもらい、一番正確で、一番回答数が多かった人にある権限を与える。」
「え、英語!?・・その権限って?」
「その権限は・・・」
「学級委員。これだな」
学
級
委
員
えええええええええええええ!!!??
そういうのって立候補とかじゃんけんで決めるものなんじゃ・・・。
「まあリスニングテストみたいなやつだなー
楽勝なんじゃね?」
確かにそうだけど、
学級委員になるぐらいならみんな回答しないんじゃ
てかなんで英語なんだろ・・
「理由は今は言えねぇ、だがしかし。」
参加者には焼肉を奢ってやる!
『うおおおおおおおおお!!!!』
これ聞いて男子はうるさくなった。
焼肉かー・・好きだけどそれかけてまで参加したくないかな・・
「女子は焼肉奢ってもらっても得ないんですけど・・」
「その点なら問題ないぜー。女子にはあるライブチケットをやる。」
ライブチケット?
「今人気があるジョニーズのとあるグループのライブチケットだ」
「・・・・まさかそれって」
「どんなグループに当たるかは、参加しないとわかんないぜ!」
「・・・・・・・」
私はジョニーズが大好きだ。
これは。あれだ。
うん。
やるしかない。
教室のドアを開け、
自分の机にバタンキュー。
「ねえねえ!
さっき色々と大丈夫だった?」
「んー・・・えーっと確か・・」
思い出せ、思い出すんだ。
私に真っ先に声をかけ、
机の場所を教えてくれた、
あの可愛いらしい女の子。
名前・・そういえば聞いてなかったな。
「ああ、私の名前は、高田麻衣!
よろしくね!」
「・・・高田さん!!!!!!!」
「何ー?w」
「友達になってください!!!」
「全然いいよ~!」
あっその代わり下の名前で呼んでね、と言われて
私は早速「麻衣姫」と呼ぼうとしたんだが
まあこれが即却下されたので
とりあえずちゃん付けにすることにした。
さっきのできごとを詳しく話していたら
麻衣ちゃんはとても可愛い顔で笑ってくれた。
この子・・やるな・・・。
「咲菜可愛いもん!
生徒会長さんがキスするのもおかしくない!」
「冗談やめてよー、麻衣ちゃんのほうが可愛いもん!」
そんな感じで麻衣ちゃんにからかわれながら
すぐに打ち解けていった。
ガラガラガラ..
風島先生のご登場。
「おー、もう皆友達できたんか。」
さすが俺のクラスだな!
誇らしげに言った先生がなんとなく可愛かった。
「それでそれで、次何するんですかー?」
「おー、それはな・・。」
一人の女子生徒の問い掛けに先生は答える。
「梅桐高校、恒例の自己紹介だ!!」
キメ顔で言われた。
いやそれどこの高校もありますわ。
「春島!」
「は、はい!?」
「お前、どこの高校もこれはあると言ったな?」
「は、はあ。」
にやっとなんか腹黒いようなこと考えてそうな
その顔やめてくださいや。
「この高校の自己紹介はちょっと変わってるんだ。
自己紹介は普通に行うが、ちょっとしたゲームでな」
「ゲーム?」
「ああ。ゲームといってもごく簡単なものだ。
一人一人自己紹介してる時、メモをとってもらう。
それで、全員が自分自身の紹介が終わったとき、
クイズをする。」
「クイズ・・ですか?」
「そのクイズは、まあ普通に考えて
その子は何ができるか、好きなのかをみんなが自分でメモった内容を元に”英語”で答えてもらい、一番正確で、一番回答数が多かった人にある権限を与える。」
「え、英語!?・・その権限って?」
「その権限は・・・」
「学級委員。これだな」
学
級
委
員
えええええええええええええ!!!??
そういうのって立候補とかじゃんけんで決めるものなんじゃ・・・。
「まあリスニングテストみたいなやつだなー
楽勝なんじゃね?」
確かにそうだけど、
学級委員になるぐらいならみんな回答しないんじゃ
てかなんで英語なんだろ・・
「理由は今は言えねぇ、だがしかし。」
参加者には焼肉を奢ってやる!
『うおおおおおおおおお!!!!』
これ聞いて男子はうるさくなった。
焼肉かー・・好きだけどそれかけてまで参加したくないかな・・
「女子は焼肉奢ってもらっても得ないんですけど・・」
「その点なら問題ないぜー。女子にはあるライブチケットをやる。」
ライブチケット?
「今人気があるジョニーズのとあるグループのライブチケットだ」
「・・・・まさかそれって」
「どんなグループに当たるかは、参加しないとわかんないぜ!」
「・・・・・・・」
私はジョニーズが大好きだ。
これは。あれだ。
うん。
やるしかない。

