春の匂い~僕等、リア充撲滅部!番外編?

「えっ!?あっ、お、おかゆ作ったんです…
 すみません…勝手に作ってしまって…」

い、今、下の名前で呼んだよねっ!?

「おかゆ作ってくれたの!?嬉しい…
 ありがとう」

楓くんは後ろから抱きしめてきた

「ひゃあっ!?\\\」

かかかか、楓くん、変だぁ…

いつも敬語なのに昔みたいに

普通にしゃべってるし…

あ、もしや…

私は恐る恐るおでこをさわった

「ちょっと、熱あるね…」

もしかして熱のせいでかな!?

「ねぇ、桜…。お腹すいた…」

「じゃあ、お皿によそりますねっ
 楓先生はリビングに戻っててください」

「…ん、わかった」

楓くんは抱き着くのをやめて

リビングへ戻った

もうちょっと抱きしめられていたかったな…

そう思いながらお皿におかゆをよそり

リビングへ持っていく

楓くんはすでにスプーンを用意していた

そして待ってました!というような表情をした

楓くん、可愛いなぁ(*´▽`*)