「白沢はパーカッションの演奏が得意だから、吹奏楽部に入部するらしい。」 すると、茶髪の右耳にピアスを開けた女の子のような男の子が驚いたと言うように前を向く。 「…え、パーカッション? それって…まさか。」 かわいい男の子が隣の金髪の人形みたいな人をみる。 「ついにチャンス到来ですね。」 …なに?