その反応がなんだかおかしくって面白くて。 「あははっ、自分で言ったくせにびっくりしすぎじゃん」 あたしはケラケラ笑いながら真鍋にそう言った。 …だけどその時。 カサッという音と、背中にコンッと当たった感触。 振り返ると、コンビニの袋を手にした涼がそこに突っ立っていて。 「ん」 そして無愛想な顔であたしにその袋を差し出してきたかと思ったら。 「俺先帰ってようか?」 気を使っているのか、あたしにそう聞いてきた。