『…………いーよ、適当に座って…』


「あ、うん………」


私は適当に座った。


青で統一された部屋はどこか岩本くんらしい。

思わずじーっと見てしまう。


『そんな見なくていいから………』


「あ、ごめん……」


岩本くんは顔を下に向けた。


まだ、最初くらいしか目を合わせてない気がする。


あ、もしかして……